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津山中学校7期生×命〜防災士神田さんのお話を聞いて〜
防災士神田さん〜命〜
岡山県北地域の学生とのコラボ企画!
いーなかえーるでは、これからの地域を担うこどもたちにとって、「岡山県北地域が帰りたい故郷」になるように、学生のときから地域の “もの” や “こと” にふれる機会をつくっていければとの思いで学生とコラボ企画をおこなっています。
今回の記事は、 令和3年度の津山中学校1年生(第7期生)とコラボ。この記事は、課外授業「職場インタビュー」で津山市の城防災士神田さんを訪れた際のものです。学生自ら取材・写真撮影や執筆、さらには校内に掲示する新聞も作成しました。ぜひ最後までご覧ください。
目次
防災士について
【防災士について】
防災士は自助、共助、協助を原則として社会の様々な場で防災力を高める活動が期待され、そのための十分な意識と一定の知識・技能を修得したことを日本防災士機構が承認した人のことです。防災士は2日間以上の研修を受講、その後の試験に合格し、加えて救急・救命講習を修了することで資格を得られる仕組みです。
防災士の仕事の平常時では、家庭の耐震補強・家具固定・備蓄などを進める、その知識と技術を親戚・友人・知人に広める、自守防災組織や消防団の活動に参加する、防災講演・災害図上訓練・避難所訓練等のリーダー的立場になるなどがあります。また、災害時では、まず自分の身を守り、周囲の避難誘導・初期消火・救出救助活動をする、ボランティアでの被災地支援活動をする(避難や復旧・復興に係る活動や物資調達・運搬・ガレキ処理など)などがあります。
神田さんの活動内容
神田さんは防災についての講演や防災ゲームなどを開催しているそうです。防災ゲームはもともとの案があるそうですが、小さい子にも安全に楽しく学べるように工夫されています。鏡野町では、防災ゲームに参加するとスタンプをもらうことができ、貯まると新しいおもちゃをもらうことができる取り組みをされています。
私達は実際にそのゲームを体験し、安全にもっと楽しんでもらえるように意見を出し合いました。そのゲームの例を知っていただければと思います。・水消火器で的あてゲーム・毛布で担架タイムトライアル・非常時持出しゲーム・新聞で作ろう!皿,スリッパ・防災食を作ろう・ロープワーク以上のことや、その他様々な活動を行っている神田さんです。
仕事の原動力
「仕事の原動力は皆さんの笑顔です。」と神田さんはおっしゃっていました。神田さんは色々なところで防災についての講演会を開いており、そこでの笑顔が神田さんを元気づけ、動かすきっかけとなるわけです。笑顔=やる気スイッチ、神田さんの中での等式ではないでしょうか。皆さんがいるから色々な方に防災について広めることができます。
その中で、皆さんの笑顔が神田さんの原動力となり、防災ができています。もし皆さんの笑顔がなかったら神田さんは防災について教えられずに災害が起きたときに、大勢の人が被害を受けます。みんなの笑顔があるからこそ神田さんは色々なところに行って防災について教えているから災害が起きたときに対応ができます。皆さんの笑顔で岡山を救っている、そう思うと笑顔でいたくなってきますね。
Q&Aコーナー
私達は神田さんのことを深く知るため、4つの質問をさせていただきました。その返答について書き、みなさまに知っていただけたらと思います。
1,Q, 原動力はなんですか?
A, 防災士と貢献できたと思うときです。そう思うときは講演やワークショップを開いたときです。また、そんな場で防災の理解を深めてもらったとき、また頑張ろうと思えます。
2,Q, 中学生にできること、学んでほしいことはなんですか?
A, 好きなことを伸ばしてほしいです。中学生のとき好きだったことは、一生の仕事に繋がります。また好きなことは苦しくても頑張れると思います。
3,Q,この地域のいいところについて教えて下さい。
A, 真面目に一生懸命取り組むところや、防災を通してのまちづくりを してくださっているところです。
4,Q, 町の改善点を教えて下さい。
A, 良い町で誇りに思っていますが、プライバシーを尊重しすぎているので、地域の方々ともう一歩踏み込んだ関係になってほしいです。 そして身近に防災仲間を増やし、相談する、そんな環境をつくってほしいです。地域の人々のつながりを大切にしていきましょう。
今後していきたいこと
私達は神田さんから新しい防災についてのレクリエーションについて学び、思い浮かんだ疑問を聞いてみました。(この記事はQ&Aコーナーの 内容を詳しくしたものです)
Q,今後、どのようなことをしていきたいですか?
A、コロナ禍で多くの防災に関するイベントが中止となってしまいました。防災のことを知ってもらう機会が減り、実際に災害が起きたときにパニックになる人が多くなるかもとひやひやしていました。しかし、オンラインで防災教室を開催するなど、 更に工夫すれば、もっと良くなるのではないかと思いました。また、今後は小中学生にも、積極的に防災について話をする機会を増やしたいです。防災のことをどんどん繋げていきましょう。そんな取り組みを通じて、子供たちも、助けられる側ではなく、助ける側に回れるようになってほしいと感じています。助ける⇔助けてもらう、このような連鎖を作っていきましょう。そのために”今できることをする”ということをを心がけてほしいです。
そんな中で、防災⼠の役割はさらに重要になっていくのではないかと感じました。
編集後記
〜取材からの学び〜
ご覧いただきありがとうございました。
お話を聞き、大切なことは今回学んだことを誰かと交流することだと思いました。初めは緊張していましたが神田さんが優しく話 してくださり、徐々に緊張もほぐれスムーズに学ぶことができました。初めての新聞づくりでわかりやすくかけているかわかりませんが、じっくり見ていただけると幸いです。取材に協力してくださりありがとうございました。
〜感想〜
・神田さんのお話を聞いて防災についての理解が深まりました。また、防災のことを一生懸命伝えてくださった神田さんに感謝したいです。
・神田さんのお話を聞いて防災について改めて考える事ができました。防災のことを熱心に教えてくださった神田さんに感謝します。
・神田さんがお話をしてくださったことは、あまり考えていなかったことでした。これからもこのお話を思い出し、防災について考えたいです。
・防災のことについて、神田さんのお話を聞く前まではよく分からず、自分と関係あるという意識が薄れていたけど、お話を聞いてもしもの時のことを考えることができました。
・今回お話を聞いて家族と防災について話すきっかけになりました。ありがとうございました。
校内掲示新聞『命』
取材・写真撮影・執筆 津山中学校7期生