福島　徹也（ふくしま　てつや）

システックITソリューション株式会社

校務システムの導入から納品、情報交換の役割も担うお仕事

− 現在の仕事内容を教えてください。

おもに全国の私立高等学校および中高一貫校に向けて、校務支援システムの導入を支援しています。例えば、学校の生徒情報、成績情報等の管理、学校と保護者間の情報連携といった仕組みを提案、開発導入を行なっています。

学校と保護者間の情報連携とは、例えば休校や学校行事などの連絡です。今まで紙で行なっていたものをメール通知やweb上でやり取りできるようにするなど、より時代に合ったやり方を提案・提供することに取り組んでいます。

また、システムの開発もしますが、お客様のもとへ訪問し納品も行なっています。学校では制度改正による変更があったりするので、訪問の際は情報収集もしながら「他の学校ではこういう話が出てますよ」と案内や共有をさせていただいたりもします。他校の情報などが入ってきづらいところもあるので、情報交換を窓口としてお役立てればとも思っています。

他にも、POSなど一般レジの仕組みの導入、カスタマイズ、保守も行なっています。

「お客様と直接コミュニケーションが取れること」が入社の決め手

− システックITソリューションに入社した理由は何だったのでしょう？

地元である県北の高校卒業後、徳島の大学に進学しシステムについて学んでいました。

就職の際には、家族や知り合いがいることもあり「地元に戻りたい」と思っていたので、県北地域を中心に探していました。その中でも「何か社会に貢献できるようになりたい」「やりがいを実感できる仕事がしたい」という思いを重要視していました。

システックITソリューションは「現場に寄りそったシステムづくりを行ない、利用者が本当に必要なものを提供していること」、「お客様（エンドユーザー）と直接やり取りできて、声を聴けること」の2点が私にとって大きな魅力でした。

提案から納品までしっかりお客様と関わることができるうえに、自分のつくったシステムで喜ぶ声を直接聴けることは、なかなか他のシステム会社では味わえないと思い、入社を決めました。

社内外のコミュニケーションの大切さを実感。頑張りを見守り評価してくれる会社

− 実際に働いてみて感じられたことはありますか？

自身の仕事においては「お客様が真に喜ぶシステムとはなにか？」を追求すると、もっとも必要な能力は開発力ではなくコミュニケーション能力だと気づかされました。お客様とはもちろんですが、社内でのコミュニケーションも大切だと思っています。自身の関わる学校で制度改正の情報を聞いたとき「他の学校でこんなことがあったよ」と共有したり、興味を持って話を聞いたり、自分ごととしてコミュニケーションを取れると伸びるのが早いと感じています。

会社としては、積極的に行動することで様々な経験を積むことができ、しっかりと評価してくれる環境だと思います。経営陣との距離が近くて「今どんな業務をどんな思いを持って取り組んでいるのか」と細かいところまで見てくださっていますし、年間表彰の制度もあります。

また、新しいことにも前向きな会社だと感じています。社内でプロジェクトコンテストをやってみようという話から、新しいウェブアプリの開発を社員主導で進め、現在は軌道に乗っています。

お客様の頼れるパートナーとして。直接聞ける喜びの声が大きなやりがい

− お仕事のモチベーションになっていることがあれば教えてください。

お客様から「ありがとう」「本当に助かりました」の声をいただいたときに、大きなやりがいを感じます。

特に「この機能を実現できると言った会社は他になかった」という機能を実現し運用に至った際に、「こういうシステムが欲しかったんだ！」と言ってもらえると、言葉では言い難いやりがいを感じます。

つい先日も、今年システムを初導入・運用し始めた学校の担当者さんから「何かトラブルがあってもすぐに対応してもらえるから安心して任せられる」と直接言ってもらえたのはすごく嬉しかったですし、より一層頑張れます。これが入社理由でもありましたが、やっぱりお客様から嬉しい声を直接聴くことができるのは、大きなモチベーションになっています。

納品後も保守サポートで関わらせてもらうのですが、自分が初めて対応した学校だともう10年以上のお付き合いになりますね。今でも「他社では難しそうな要望でも、システックITソリューションなら何とかしてくれるんじゃないか」とお声がけしてもらえるのも嬉しいです。

ちなみにお客様への納品で月に3〜5回ほど出張があるのですが、福利厚生として食事補助が出ます。自分はラーメンが好きなので、ご当地ラーメンが食べられることも楽しみのひとつです。