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つながりを大切にし、継続すれば願いはかなう

有限会社アクティ 代表取締役

石井香里

津山市

岡山県にある、有限会社アクティ 代表取締役 石井香里 - 岡山県北の求人情報サイト「いーなかえーる」さんに、お話を聞いてきました。

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1はじめに

丸尾

カエール人編集部 丸尾宜史 (以下、丸尾)
石井さんは地域においても広く活動をされていますが、主な仕事について教えてください。

石井

石井香里(以下、石井)
そうですね。カラーに関する講師を、弊社で運営しているアクティカレッジですとか、吉備国際大学の短期大学部と専門学校の倉敷ビューティカレッジで教鞭も取らせていただいています。

丸尾

と言いますと、カラーコーディネートなどですか?

石井

カラーは分野が広いのですが、大きく分けると3つです。似合うカラーを判定するパーソナルカラーやカラーセラピストなどがあります。

丸尾

今までカラーのお仕事をずっとされてきたのですか?

石井

独立してからなので18年くらいです。独立後、メイク、ネイル、アロマと業務拡大をしていき、それぞれも16年くらいになりますね。

2証券営業時代に感じた、人と関わることの大切さ

丸尾

独立をされる前は、どのような仕事をされていたのですか?

石井

証券会社の営業でした(笑)

丸尾

そうなんですか(驚) もともとは、津山生まれでしたよね?

石井

大学進学で神戸に出て4年間だけ神戸でした。大学を卒業して津山に帰ってきて証券会社の営業に就職しました。

丸尾

証券会社に進まれたのはなにかきっかけがあったのですか?

石井

当時、証券会社はいわゆる花形職業の1つだったんです。証券のことが詳しかったわけでもなく憧れ、それだけでしたね。
営業では、企業も、個人宅もまわっていました。

丸尾

証券会社で営業されていたことで、今に生かされていることはありますか?

石井

当時、大手の証券会社は、女性はカウンターでの対応営業が普通だったのですが、私は地場の証券会社だったので、初めから外回りの営業にガンガン出されました。
地図一枚わたされて行ってこい!です(笑)初めのころは営業しながらトイレで泣いたりとかする日々があって精神が鍛えられたというのがあります(笑)

丸尾

すごく大変な業界ですよね。

石井

株価も下がっていく時期だったので、クレームなどが多かったです。電話営業もしましたし、飛び込みもしました。そうすると怒鳴られたり怒られたりすることもたくさんありました。
それで強くなったとうこともありますし、当時20代の女の子が回っているので、中には「大変だね」「がんばっているね」とお茶を出してくれたりする方もいて、人とのかかわりや有難さ、接客することの喜びは、証券時代に知ることができました。

3嬉しいのは、その方が一層輝くようになったとき

丸尾

証券会社の営業の時から、今のお仕事をされようと思うなにかがあったのですか?

石井

当時、パーソナルカラーが言われ始めたときでした。アメリカの大統領が選挙の時にイメージコンサルタントを付けて、色を戦略に取り入れたりし始めた時期です。そのころに色に興味をもち、勉強したいと思ったんです。
でもインターネットも普及していなかったですし、ほんとにタウンページ片手に学べるところをさがしました。岡山市内に1件あり、土日のお休みの日を使って通って資格をとりました。

丸尾

最近ビジネスの世界でも、色によってコミュニケーションを活性化したりなどよく言われていますよね?

石井

コミュニケーションがとりやすい色と言うのもありますし、職業によってもお勧めの制服の色なんかがあります。人によってもその方を魅力的に見せる色、お顔色が元気にはつらつと見える色もあります。すごくいろいろな分野で取り入れられています。

丸尾

カラーの仕事をしていて、良いことはなんですか?

石井

やっぱり人が変わるというところです。より一層表情が輝くようになったときなんかはすごく嬉しく感じますね!

4地域の活動に加わることで刺激をもらうことができた

丸尾

今も都市部に出られて仕事をされていますが、津山に戻ってなにか感じることはありますか?

石井

私が子供のころは映画館も4つくらいありましたし、商店街も活気づいていました。
小中学生のころは、遊びに行くときは商店街に“街”にでるみたいな感じで出ていきました。
それを考えると、寂しさを感じますね。

丸尾

行政と連携したり、地域の活動も力をいれられていますね?

石井

津山に帰ってきて証券会社勤めて独立して、独立した当初はやっぱり商圏として津山は難しいと考えて、活動の拠点を岡山市内にしていました。
地元の行政の知り合いからつやま産業塾に誘われて参加してみたことがきっかけで、今まで全くかかわりのなかった製造業の方などとかかわりを持てました。
そこで津山で頑張っている人がたくさんいることを知り、刺激をうけることができました。

丸尾

なるほど。それから地域の団体などで活動されるようになったのですね。

石井

子供のころからの地元のごんご祭りのサポートなどをしたいと思い、地域の団体に入り活動するようになりました。
津山は世界に誇れる資源がたくさんあることも知りました。もっともっと伝えていく必要があると思っています。

5言葉だけではなく、実際にやってみること

丸尾

とても必要なことですね。それでは最後になりますが、石井さんが大切にされていることはなんですか?

石井

そうですね。“つながり”と“なんとかなる”です。
“なんとかなる”は他力本願というわけではなく、自分が信念をもって努力し続けると“なんとかなる”と思っています。
言葉をかえれば、自分が願っていることは、それに向かって進んでいけば“願いはかなう”ということです。

丸尾

なるほど。なりたい姿を明確にして、それに向かって進むことが、実現につながるということですね。

石井

この2つはリンクしていると考えています。やっぱり人とのつながり御縁を大切にしながら努力していると助けてくれる方や、アドバイスをくれる方があらわれてくれます。それも含めて“なんとかなる”です。
また、もともと自分もネガティブなところがあるので、自分に向けての言葉でもあります(笑)

丸尾

今スクールに来られる方にも同じことを伝えていきたいですか?

石井

商工会議所青年部で会長をやらせていただきましたが。言葉だけではなく、実際に行動していると、生徒さんたちにも伝わります。生徒さんから先生見てると“自分もやれるんじゃないかな”とか“元気がもらえる”と言う言葉をいただくことがすごく嬉しいです。

つながりを大切にし、継続すれば願いはかなう

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カラー、メイクアップ、ネイル、アロマセラピー、アートヒーリングを融合させ、 アクティは、人・モノ・環境への美とアメニティをプロデュース

取材に対応いただきありがとうございました。エネルギーをいただきました。石井さんは神戸から津山にUターンのかえーる人でした。

  • 取材日:2014年4月28日
  • 撮影地:有限会社アクティ、津山市
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