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企業情報
進化する技術で暮らしを支える鋳造メーカー
武田鋳造株式会社 高梁工場
岡山県高梁市巨瀬町1−1
武田鋳造よりご挨拶
武田鋳造株式会社 代表取締役社長の武田真一です。

武田鋳造(株)代表取締役社長 武田真一
私たち武田鋳造は、自動車部品や農業用機械部品など、幅広い鋳造製品を手がける鋳造メーカーです。
武田鋳造の始まりは1927年。倉敷市で私の祖父が鋳造所を立ち上げてから、約100年にわたり、鋳造のものづくりを続けてきました。

当時の鋳造製品
現在は、倉敷市の中島工場(本社)・福井工場に加えて、高梁市にも工場を構え、自動車用ブレーキ部品や産業機械用エンジン部品など、国内外で使われる多くの製品を生み出しています。私たちがつくる部品は、機械の中に組み込まれるため外からは見えませんが、暮らしを支える大切な役割を担っています。

三菱自動車などの自動車部品を多く製造
「上善は水の如し(じょうぜんはみずのごとし)」という言葉もあるように、武田鋳造では「水のように柔らかく形を変え、人の役に立つ」という考え方を大切にしてきました。鋳造は自由に形づくれる技術だからこそ、その強みを生かしながら、変化にしなやかに対応できる会社を目指しています。

複雑な形状もつくれる武田鋳造の技術
また、働く環境づくりにも力を入れています。働く人が安心して生活できることを大切に考え、2021年には年間休日を121日に増やしました。
給料も毎年しっかり見直し、長く安心して働ける職場づくりを進めています。

部署や職種を超えたコミュニケーション
これからも暮らしを支えるものづくりを続けていくために、未来の武田鋳造を一緒に支えてくれる方をお待ちしています。
基本理念
「常に信頼される企業であろう」
“わたくしたちは、企業の存続・発展にあたり、継続的に信頼を受け続けることが、必要不可欠であると考えています。
信頼される企業であるために、事故・災害を引き起こさないこと、高品質・低価格の製品を納期通り納め、顧客の満足を得ること、地域社会との共生をはかること、を継続していくとともに、環境保全にも積極的に取り組んでいきます。”

事業内容
武田鋳造では、主に自動車部品や農業用機械部品などの製品の製造を行っています。
製造工程の設計から金型製作、鋳造、仕上げ、検査、出荷まで一貫して行っています。

自動車部品を主に製造する高梁工場
《鋳造とは・・・》
溶かした金属をあらかじめ作った型(鋳型)に流し込んで成形するものづくりの方法のこと。金属を削って形を作る加工とは異なり、複雑な形状や中が空洞になったものも作れるのが特長です。

溶かした鉄を砂型に流し込む
《武田鋳造の代表製品》
■ 自動車用部品
・ブレーキ用部品
ブレーキディスク、ボディキャリパーなど
・アクスル用部品
デフケース、デフキャリヤなど
・エンジン部品
ベアリングキャップ、エキゾーストマニホールドなど
・その他
ブラケット、シャフトアイドルギアなど


武田鋳造が手がける自動車部品
■ 農業用機械および産業用部品
・エンジン用部品
フライホイル、フライホイルハウジングなど
・アクスル部品(農業用機械)
リアアクスルハウジング、フロントアクスルケース
・ブレーキ、その他部品
バッキングプレート、ブレーキシュー

ブレーキドラムまわりの部品
武田鋳造の事業の強み
強み①多品種に対応できる
全事業所合わせて、約2,000点を超える多種多様な品目を手がけています。
強み②難しいとされる薄い形状にも対応
薄くかつ丈夫な鋳物をつくるのは、高い技術やノウハウがないと難しいとされています。特に自動車部品では、内部が空洞になったパイプ状の部品など薄い形状のものが多く見られます。
武田鋳造では、厚みが3mm〜3.5mm程度の薄肉品も製造できるのが強みであり、それらは三菱やダイハツ、マツダなどの自動車に多く使われています。

フライホイール
強み③複雑な形状の製品もつくれる
機械加工では難しい形状も、鋳造であれば一体形成することができます。

強み④機械化・自動化が進む生産環境
自動造形機の導入やライン自動化など、機械化・自動化にも力を入れており、生産の安定化や安全性向上を図っています。また、現場からの改善提案を実際の仕組みとして取り入れるなど、働く人たちの発想や意見が反映されやすい風通しの良さも強みです。

環境への取り組み
鋳造業は鉄をリサイクルして社会に貢献する一方、エネルギーを多く使う産業でもあります。だからこそ私たちは地球環境や地域への負担を減らすためにできる取り組みを進めています。
■電力や水の使用量削減の取り組み

■地域のための活動
・工場周辺の清掃など美化活動への参加
・消防団活動を通じた地域防災への協力
・工場内のAED設置で地域の安心づくりにも貢献

実績・認定など
・「ISO 9001 品質マネジメント規格」取得
・「ISO 14001 環境マネジメント規格」取得

先輩の紹介
安藤 快征
- 部署:製造(業務・総務課)
- 入社歴:23年目(新卒入社)
出身校
高梁城南高校 環境科学課
普段のお仕事
出荷業務を担当しており、配送トラックに積む製品を時間通りに準備するのが主な仕事です。1日に5台、多い日で7〜8台のトラックが来るため、スケジュールに遅れないよう意識しています。すべての準備がスムーズに進み、遅れなく出荷できたときにやりがいを感じます。
ここがおもしろい!
鋳造は、各工程のちょっとしたことが製品の不良につながるため、とても奥深い仕事です。もっと会社に貢献できるよう、今後はさまざまな業務に携わりたいと思っています。そのために必要な資格にも積極的に挑戦するつもりです。

はたらくきっかけ
もともとものづくりが好きで工場で働きたいと思っていました。また、地元で働きたいという気持ちもあり、それが入社の決め手でした。高卒で入社しましたが、先輩方が声をかけてくれたおかげで働きやすかったです。

未来の仲間へのメッセージ
高梁工場では年齢も国籍も幅広い仲間が働いていますが、気兼ねなく話せる雰囲気でコミュニケーションも取りやすい職場です。資格取得を後押ししてくれる制度もあるので、スキルアップしたい方にはとても良い環境ですよ。
新田 和洋
- 部署:製造 APK造型(製造課)
- 入社歴:9年目(中途入社)
出身校
高松農業高校 畜産科学科、
岡山県立農業総合センター農業大学校 中小家畜コース
普段のお仕事
鋳物製品の形を作るための「砂型」の造型と、その砂型をつくるための金型の管理を担当しています。砂型の小さな異常が、製品の外観不良につながるため、細かな変化も見落とさないように心がけています。また、設備の異常や故障をできるだけ早く見つけ、ライン停止の時間を最小限に抑えることも意識しています。
ここがおもしろい!
製品の最終形が途中の工程では見えないため、製品になって初めて「あの部分はこうなるのか」という発見があったり、途中の状態が見えないからこそ調整が難しいのですが、思い通りに仕上がったときに嬉しさや達成感を感じます。

はたらくきっかけ
以前は生きものに関わる仕事をしていましたが、生きものより「物」を相手にするほうが自分の性格に合っていると感じ、武田鋳造に入社しました。
未来の仲間へのメッセージ
鉄を溶かす現場なので暑さは覚悟していましたが、夏は想像以上です。ただチームワークは良く、外国人実習生を含め、みんなで声を掛け合いながら働いています。
鋳造の仕事に興味がある方、暑さに強い方は、きっと活躍できる職場です。ぜひ一緒に働きましょう!
会社概要
| 会社名 | 武田鋳造株式会社 |
|---|---|
| 設立 | 昭和28年5月 |
| 代表者 | 代表取締役社長 武田真一 |
| 業種 | 鋳造による製造 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 従業員数 | 240名 |
| 所在地 | 【今回募集の拠点】 武田鋳造株式会社 高梁工場 〒716-1311 岡山県高梁市巨瀬町1-1
【ほかの拠点】 中島工場(本社) 〒710-0803 岡山県倉敷市中島1001
福井工場 〒710-0844 岡山県倉敷市福井400 |
| 電話番号/FAX番号 | 武田鋳造株式会社 高梁工場 TEL:0866-25-0306 FAX:0866-25-9000 |
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