株式会社エクセディ精密

私たち株式会社エクセディ精密は、世界25か国、計44社の拠点を有するエクセディグループの関連会社です。1984年創業の株式会社長谷川精工美作工場を前身とし、2004年より、グループの一員となりました。

エクセディ精密のオフィス

2024年で創業20周年を迎える私たちが、長らく事業の柱としてきたのがエクセディ本社から受注する自動車駆動系部品の製造と組み立てです。現在ではMT（ミッション）車やAT（オートマ）車の変速機に使用するハブやボルト、ナット等2,000品種にものぼる部品の一貫生産と変速機の組立てを当社で担っています。

エクセディ精密で製造される製品の数々

このようなエクセディ本社からの受注が、当社の売り上げに占める割合は90％ほど。残りの10％は昔からお付き合いのあるお客さまからの受注をいただいております。

また今後は、自動車の部品製造で培ってきた技術力を生かし、新規事業の展開も検討しております。このように岡山県北の製造工場でありながらしっかりとした事業の柱を持ち、今日まで安定性・将来性ある経営を実現してこられた点は、自動車駆動系部品の分野でトップクラスのシェアを持つ企業のグループメンバーである当社だからこその強みだと考えております。

株式会社エクセディ精密　代表取締役社長　久米浩介

喜びの創造        

一人一人の良心と未来への希望をもって、社会の喜びを創造しよう

高い技術とこまやかな対応をつうじて、お客様の喜びを創造しよう

誇りある仕事と自己成長をつうじて、私たちの喜びを創造しよう

当社の主な事業内容は、自動車駆動系部品の製造と組み立てです。敷地内を部品製造に特化した「パーツサイド」、そして部品の組み立てを行う「アッシーサイド」に大別し、それぞれのエリアにて以下のような業務を行っています。

１．自動車駆動系部品の製造（パーツサイド）

材料を仕入れるところから機械による加工、そして出荷に至るまで、すべての工程を当社だけで完了させる一貫生産方式にて、以下のような自動車用駆動系部品を製造しています。

《MT車向けマニュアルクラッチ用部品》

・スプラインハブ

・リベット

・スプリングシート

・レバーサポート

・ナット、スタッドピン、ストップピン　等

《AT車向けトルクコンバータ用部品》

・インペラハブ

・フロントボス

・ウエルドボルト

・ウエルドナット　等

主に部品製造を行うパーツサイド

弊社の強みは「冷間鍛造」を行っていること。常温で鍛造加工を行うため、原料を加工する過程で、材料の利用効率が高く、強度や耐摩耗性に優れた製品を製造することができます。

冷間鍛造をメインで行う工場

毎分約８０個の製品を、原材料の無駄を少なく生産することができる

２．自動車用駆動系部品の組み立て（アッシーサイド）

国内外のエクセディ拠点にて製造された部品を当社に集め、以下のような製品の組み立てや加工を行っています。組立てを主に担当するのは女性スタッフ。「女性専用ライン」を設けており、器用な手先ときめ細やかな対応力を活かして作業を行います。

・PATM

・リターダ

・CCU、ECU

・フライホイール

・ブレーキバンド

・ホイールステータ　等

組立てを行う「アッシーサイド」

丁寧でスピーディーな作業を行う

女性専用ラインは、特に清潔で綺麗な環境が保たれている