山下木材株式会社

弊社は真庭市にあり、主にこの地域で育った美作杉、美作桧を日本の住宅に使う建材に加工して販売しています。

昭和2年に創業し、今年で97年になります。

木箱などに使われていた板材から始まり、現在は住宅用建材を主に扱っています。木材加工のプロフェッショナルとして、木とともに地域とともに歩んできました。

昭和46年には農林物資の規格であるJASを取得。乾燥した材料の重要性を早くから認識し、昭和59年、１号機となる木材乾燥設備を導入しました。それ以降も常に設備投資を続け、技術を磨きながらお客様のご要望にお応えできる製品作りを続けています。

また平成8年には、創業70周年事業としてプレカット工場を新設しました。プレカットとは、大工さんの代わりに専用の機械を使って住宅資材を加工することです。機械が作業するため早く正確に加工できます。また、手作業と比べてコストを抑えられることもメリットの1つです。

また、JASの中でも機械等級区分による製材の認証を、ヒノキ・スギともに、柱材も梁材も受けている県内唯一の企業です。JAS製品は厳格な製品検査をクリアしているため、品質や性能が担保されており、自信を持ってお客様にお届けできます。

昨今、少子化の影響を受け住宅業界は非常に厳しい状況になりつつありますが、そのような状況の中でも、品質の高い製品を作り続け、お客様の信頼と要望に応え続けることができる企業であるよう、これからも日々精進してまいります。

日本には、戦前・戦後に渡って何十年も大切に育てられてきた良質な木がたくさんあります。豊かな木材資源を価値あるものとして上手に活用し、ＳＤＧｓの提言にもある「未来に向け明るい時代」を実現するため、今後も感謝と挑戦の気持ちを持って進んで参ります。

主に中国山地のヒノキとスギの丸太を仕入れ、木造住宅に関わる材料の製造、なかでも「構造材」と呼ばれる住宅の骨組み（柱や梁桁などの構造材）の製造を行なっています。
また側材を利用して床材や壁材、天井材などの化粧用材なども製造しています。

さらに大工さんに代わって木材に墨付けを行い、「刻み」と呼ばれる接合部の加工を施したりするプレカット工場も持っており、丸太から住宅の部材まで、木材を一貫してすべて自社で加工できることが強みです。

・ 森とまちをつなぐ 木と建築 No2（創樹社 2023年8月10日発行）
・ 日本農林漁業振興会会長賞（Ｈ30）
・ 農林水産大臣賞受賞（Ｈ30～Ｒ５連続受賞）
・ 第74回全国植樹祭にて御座所及びステージを担当