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津山中学校7期生×ひつじの学校
岡山県北地域の学生とのコラボ企画!
いーなかえーるでは、これからの地域を担うこどもたちにとって、「岡山県北地域が帰りたい故郷」になるように、学生のときから地域の “もの” や “こと” にふれる機会をつくっていければとの思いで学生とコラボ企画をおこなっています。
今回の記事は、 令和3年度の津山中学校1年生(第7期生)とコラボ。この記事は、課外授業「職場インタビュー」で津山市のひつじの学校を訪れた際のものです。学生自ら取材・写真撮影や執筆、さらには校内に掲示する新聞も作成しました。ぜひ最後までご覧ください。
目次
ひつじの学校とは?
〜ひつじの学校の誕生〜
ひつじの学校とは、カフェです。主にlunchメインでお茶にも力をいれています。岡山県の旬な野菜を多く使用した料理を提供しています。目標は「老若男女、色々な年齢層の方に来ていただけるような場所。ゆっくりできる空間にすること」だと伺いました。売りにしているのは「蒸籠で蒸したおにぎり」だそうです。「見て楽しい、食べても美味しい」を心がけ、実現できるようにといろいろな工夫を行っているそうです。
ひつじの学校の店内、接客面
〜店内の雰囲気〜
店内をガラス張りにすることで中の様子が見え、入ってきやすくしたり、白や木を取り入れているとおっしゃっていました。
また、好きなお皿にもこだわっていて、「好きなものは経験を重ねた数だけ増えていく頭の引き出しのことだ。」と教えて下さいました。お店をお客さんなりの雰囲気で感じ、楽しんでほしいそうです。コロナ禍ではテイクアウトが増え、お店の皿でお店の空間であたたかい料理を食べてほしいそうです。
接客では、「笑顔で優しく丁寧に」接することを心掛けているそうです。そうしたら、印象もいいです!
頑張れる秘訣は?
〜お客様との関係〜
お客さんがいるから頑張れるそうです。特に「ひつじの学校に行きたい!」と思って来てくださるお客さんがいると、とても励みになるそうです。長時間待っても食べたいと思っているお客さんが喜んでもらえるような料理をこれからも提供していきたいそうです。お客さんにも優しい方が多く、好きなものに囲まれていて、楽しく仕事ができているそうです。
中学生に考えてほしい課題はなんだろう?
〜私達にできること〜
近くに大型の商業施設ができ、色々なことが便利になりました。でも商店街にも足を運んで商店街の活性化に協力してほしいそうです。昔は商店街もとても活気がありました。今は受け継ぐ人も少なくなり店じまいするところも増えてきました。私達はこの課題を解決するために商店街にも足を運ぶことが大切だと学びました。なので皆さんも行ってみてはどうでしょうか。
今後どうなっていきたいか
〜商店街の活性化〜
前述したとおり商店街の活性化のために1つの賑わいの場になっていきたいそうです。また、お客様の憩いの場となれるようにしたいそうです。「ひつじの学校」の「学校」には、「物、食、体験」というコンセプトがこめられています。具体的には作家さんの食器を見て楽しめたり、ワークショップをすることが体験の場となったりすることができる学びの場になってほしいという願いが込められています。
意外なお客様
現在、来てくださるお客様は予想に反して20代〜30代の方が多いそうです。これをインスタグラムの影響が大きいと睨んでいるそうです。
特に蒸籠を使ったランチが大人気だそうです。
コロナ禍の影響でテイクアウトが増えましたが、実際店に足を運んでくださるお客様が一番嬉しいそうです。
〜番外編〜 好きなことを集める大切さ
大人になっても自分の「好き」な事を持つことはすごく大切であるとおっしゃっていました。好きなものに囲まれることは楽しく、自分の人生を豊かにしてくれるそうです。これは大人になってもかわらないことであり、とても大切なことです。
私達には、「好き」を集めてほしい。趣味でもなんでも構わない。自分の力でなにか一つでもアクションをおこしてほしい。と話されていました。
自営業に対しては不安もあるそうです。コロナ禍でもそれは変わらないそうです。しかしどのような状況でも「好き」は取り入れやすく、楽しいそうです。
編集後記
ご覧いただきありがとうございました。私達はこのようなものを初めて作らせて頂いたので未熟な部分もあったと思いますが力を合わせて作り上げました。お店の方も優しい方ばかりであまり緊張しませんでした。本当に協力してくださった方、ありがとうございました。
校内掲示新聞『ひつじの学校』
取材・写真撮影・執筆 津山中学校7期生