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求人情報
左官はクリエイティブな技術者 技と魂と誇りで後世に形を残す
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募集職種
左官技術者
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募集学歴
不問
有限会社井場工業所
代表よりご挨拶
有限会社井場工業所 代表取締役の井場典和です。
有限会社井場工業所 代表取締役 井場典和
弊社では、大型物件から各種仕上げ施工まで、幅広く「左官」の仕事を手掛けています。私が3代目となる代表取締役に就任したのが、2011年。伝統技術を継承しながらも、時代に応じた新たな施工方法を積極的に取り入れてきました。
鏝(こて)
左官は鏝(こて)という道具と職人の技術で、壁や床などを塗って最終仕上げをする専門性の高い職人で、建築現場には欠かせない存在です。
ヨーロッパの左官は技術者として尊敬されています。日本においては、作業員と見られがちですが、プライドをもった技術者として胸を張ってやれるような業界にしていきたいです。そのためには、誰に対しても、何事にも真摯かつ誠実に対応していくことが必要だと考えています。
自らの感性と技術で形のないものを形にしていくのが、左官職人。どれだけやってもこれでよいという答えが出ないからこそ、一生学び続けられる楽しい仕事です。
左官職人として技術を磨きたい方は、経験の有無や性別を問わず、歓迎しますし、全力でサポートします。一緒に、何十年先にも残るクリエイティブな仕事をしましょう!
「左官」のお仕事
井場工業所は、建物の下地の形成や壁を塗る「左官」の職人集団です。
「左官」の仕事は、主に住宅などの木造建築物の外壁などを平滑に仕上げたり、鉄骨やコンクリートの建物の床や壁のコンクリートの面を平滑に仕上げたりすることです。
施工事例:床セルフレベリング
左官の歴史は古く、1000年以上前から日本の建築を牽引してきました。奈良時代には、建築工事に関わる属(さかん)という役職があり、これが左官の語源になったという説もあります。
室町時代・戦国時代には、民家の壁を土で塗って風雨を防いだり、城郭の壁に漆喰を塗って防火性を高めたりするなど、時代の変化に合わせて、技術を進歩させてきました。
このような日本古来の技術を受け継ぎ、いまに伝えるのが私たち左官職人の役目です。
■井場工業所の左官仕事
井場工業所では、一般住宅の内壁塗装から、大商業ビルや病院など大型施設の基礎づくり・外壁塗装、寺院等の伝統建築物の修繕まで、幅広く左官技術を活かした建築の基礎・仕上げ工程を担っています。
施工実績:宿泊施設
左官の仕事は床板や壁紙に隠れて見えないことも多いですが、最近は、ひとの目に触れる『最終仕上げ』の仕事を増やしています。
自分の仕事が何十年も地域のひとびとの暮らしを支え続けることに、左官職人は皆、誇りをもっています。
◉動画⋯⋯⋯「有限会社井場工業所 会社紹介」
■職人気質型と好奇心旺盛型、どちらも必要で活躍できる職場
左官は、職人だけをしていればよいわけではなく、現場管理、材料の発注、従業員への指示等も行うため、様々な能力が必要です。実際、職場にはいろんなタイプの職員がいます。
例えば、1つのことに強いこだわりをもち、黙々と仕事に打ち込む職人気質な方。これは仕上げという難易度の高く、集中力が必要な仕事を担う左官にとって必要な要素です。
一方で好奇心旺盛な方。こちらも左官業では重要な人材です。左官は伝統を守りながらも、新たな工法や素材を取り入れ、変化していかなければなりません。新しいことに挑戦するには好奇心は不可欠な要素で、左官以外の現場管理でも力を発揮できます。
つまり、どちらのタイプも必要であり、活躍できる職場です。
■続けられる仕事
専門性が高い左官の仕事は、技術を習得するまでに一定の経験を積み、資格を取得する必要があります。難しい技術ではありますが、身につければ一生ものです。腕を磨き続けることで、オンリーワンの存在として活躍できます。
体力は必要ですが、年齢を考慮して配置されるので、年齢を重ねても無理なく続けられる仕事です。
井場工業所ではたらく魅力
その①未経験から職人を目指せる!
その②やりがいは、自分の仕事が後世に残ること
その③職員を大切にする社長の想いで実現した「働く環境の良さ」
その①未経験から職人を目指せる!
未経験の方でも活躍できるように、2カ月間の研修制度を設けています。
まず座学で基礎知識を学び、続いて練習室で機材の使い方や材料の練り方など基本となる実技を丁寧に教わり、身につけます。
その後は現場に出て、先輩のサポートを受けながら、少しずつ経験を積んでいただきます。
昔は「背中を見て覚えろ」といった教育もありましたが、今はその真逆。手取り足取り、しっかりポートします。
実際、全くの異業種から転職してきた社員もいますが、いまでは職人として第一線で活躍しています。
その②やりがいは、自分の仕事が後世に残ること
ものづくりの醍醐味は、なにもないところから自分の感性や技術で形あるものを創造することです。建物づくりに携わる左官も同じです。
左官の仕事は、何十年先も残り続けます。自分が手掛けたものが、30年後、50年後、それ以降も、人々の生活のなかにあり、街を彩り、地域を形づくる。とてもやりがいのある仕事です。
施工実績:津山圏域消防組合消防本部
その③職員を大切にする社長の想いで実現した「働く環境の良さ」
「楽しく働ける会社にしたい」。井場社長のその想いは、社内の明るく和やかな雰囲気に表れています。
「キツそう」という建築業界に持たれているイメージも、井場工業所には当てはまりません。
趣味やプライベートも楽しんでほしいと、福利厚生も充実していて、休みも取りやすくなっています。加えて、女性や未経験の方でも活躍できる環境が整っています。
もちろん、仕事できついことがないわけではありません。それでも社長や社員が連携よく、皆でカバーし合っています。
仕事においては厳しい一面もある社長ですが、社員には大変慕われています。
「父のような存在」と表現する方や「丁寧に優しく教えてくれた」と感謝しきりの社員も。
3カ月に1度はイベント(お花見、焼肉、忘年会など)を開催したり、社員を食事に誘ったりなど、社員をとても大切にしています。
「自分の子を預けてもいいと思える会社にしたい」。そんな社長の想いが、職場環境の良さにつながっています。
先輩の紹介
宮本 佳明
- 入社歴:21年目(新卒入社)
- 出身高校:岡山県立真庭高校久世分校(旧久世高校)
働くきっかけ
父が左官の仕事をしている影響が大きいです。小さい頃から、シャッシャッと一定のリズムで綺麗に壁を塗っていく父の姿を見て「コテ1つであんなにできるなんてスゴイなぁ。カッコイイな」と感じていました。自分も父のようになりたいと思い、入社しました。
仕事内容
コテを使って建物の壁・床・天井などに漆喰やセメントを均一に塗って、美しく仕上げていきます。
現場責任者として、チームのメンバーに指示を出し、現場全体の工程を考えながら、作業を進めています。
未来の仲間へのメッセージ
形のないものを形にし、それが未来に残り続けるとてもやりがいがあり、誇らしい仕事だと思っています。一緒に頑張りましょう!
松岡 功
- 入社歴:2年目(中途入社)
- 出身高校:岡山県立勝山高校
- 出身大学:大阪工業大学
働くきっかけ
前職はブロックを積み上げてつくる家の塀などをつくるブロック職人でした。地元に帰り、仕事を探していたところ、前職と同様モルタルを使う職人という共通点がある左官に興味を持ちました。
『いーなかえーる』で井場工業所を知り、さらにホームページの左官の動画を見て、「かっこいい仕事。自分もこうなりたい」と思い、応募しました。
仕事内容
材料を練り、壁や床をコテで塗り上げます。また、レンガやブロック塀を積み上げて、壁を作ることもあります。
左官は完全に未経験だったので、社内にある練習施設で社長にコテの基本的な使いから教わりました。現場でも先輩が丁寧に教えてくれます。みんな本当に優しく、手取り足取りといった感じです。以前よりうまく塗れたと実感できたときや、社長や先輩に「上達したな!」と言ってもらえると、すごく嬉しいですね。
未来の仲間へのメッセージ
とてもやりがいを感じる仕事です。
ものづくりが好きな人や体を動かすことが好きな人に向いている仕事だと思います。
共に頑張りましょう!
募集要項
募集職種 | 左官技術者(経験不問) |
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雇用形態 | 正社員 |
対象となる方 | 学歴不問、経験不問 |
求める人物像 | 左官に関わるモノ作りが好きな人 |
勤務時間 | 8時00分~17時30分 |
勤務地 | 事業所在地:岡山県苫田郡鏡野町古川1388 |
給与 | 190,000円~400,000円 |
昇給・賞与 | 昇給(年1回)、賞与(年3回 ※業績に従う) |
諸手当 | 住宅手当(遠方に限る)、職務手当、役職手当 |
主な業務内容 | 住宅から大型施設など、多岐にわたる左官作業 |
休日・休暇 | 年間休日121日 |
福利厚生 | 通勤交通費規定支給(入社時支給制度あり) |
応募について
(有限会社井場工業所)
■ご応募・お問い合わせ先
有限会社 井場工業所
住所:〒708-0333 岡山県苫田郡鏡野町古川1388
TEL:0868-54-0475
担当:代表取締役 井場 典和