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新卒でUターンし地元ベンチャーへ。自分が切り開いた道を正解にする生き方
平 瑞季(たいら みずき)
レプタイル株式会社
臨機応変、縦横無尽の活動領域
企画営業部のリーダーという肩書なのですが、良い意味で組織に属さず、幅広く活動しています。
現在は主に、①クラウドファンディングの運営・キュレーター業務、②制作・デザイン系の企画営業業務、③社内広報やプロモーション業務、の3つを担当しています。
もともとは商品企画・プロモーション・デザイン系の仕事が中心でした。INN-SECT(カフェ&ゲストハウス&コワーキングの複合施設)のオープンの際には、現場でカフェのオペレーションを自らやっていた時期もあります。最近は営業活動の機会増によりクライアントとの接点が増えていますが、発生するプロジェクトに応じて臨機応変に役割を変えています。部署名と仕事内容があまり一致しないのがレプタイルの特徴かもしれません。笑
全社的な経営目標の達成度合いや、今後の打ち手についても、異なる部署のディレクターと話している時間が一番長いように思います。
多様性と統一感が絶妙にバランスする組織
それぞれが多様なプロジェクトに関わっている当社ですが、だからといってお互いが無関係に働いているわけではありません。柔軟に、有機的に色んなメンバーとコラボレーションをしていくためには、いつでも連携がとれるような状態を日ごろから作っておくことが大事になります。
例えば、業務ツールとしてkintone(サイボウズ社の提供するグループウェア)を導入していますが、その中での日報アプリで、全メンバーの仕事内容やつぶやきが公開されています。私はそれを毎日全員分目を通すようにしています。自分の担当していない案件の進捗も全て記録・可視化されていますので、何かあったときにはすぐにバックアップできる環境が整っていますね。
他にも、一体感や統一感をとても大事にしています。毎年全メンバーで集合写真を撮るのですが、必ずコンセプトを決めて臨みます。直近の回は和装でしたね。それぞれの普段と違う雰囲気も見れて、とても面白かったです。社内報にもこだわっており、社外の関係者の皆様に配布したりもしています。岡山の会社では珍しいのではないでしょうか?
▼3ヶ月に1度発刊している「レプ太通信」
そういえば、レプタイルの複数のメンバーとFacebookで繋がっている方はお気づきと思いますが、SNSのアイコンも同じテイストのイラストで統一しています。仕事のベクトルが色んな方向を向いているからこそ、そういった仕掛けというのは大事だと感じています。
大好きな地元で、自ら変化を創り出していく
元々生まれ育った地元で就職する、と決めていました。正直、都会が好きではないんです(笑)仕事以外も慌ただしいし、自分が住むイメージが持てませんでした。近くを歩いてたら、近所のおばちゃんに「おかえり」って言ってもらえる環境、素晴らしくないですか?
実際に帰ってきて感じることは、自分と同じようにUターンしてきている人は本当に少ないということです。Uターンに限らず、若い人がいない。クライアント企業でも、若手社員が少なく、求人しても集まらず困っているというお悩みをよく聞きます。
それでも、戻ってきてから4年の間に、目に見えるほどではないが、ちょっとずつ変わってきている兆しを感じてます。それをいかに見える化していくか、より大きな流れに昇華していくかが今後のテーマだと思っています。レプタイルで運営しているこの「いーなかえーる」を通じて、地元の企業や暮らし、人の情報をどんどん発信していくことも、そのための取り組みです。地元に帰ってくる人をもっともっと増やしていきたいですね。
他にも、元々やりたかった地元産品のEC事業をスタートします。もうすぐオープンする予定ですので、ぜひこれを読んでくださっている方にもチェックしていただけたらと思います。
誰かが作った道を歩むのではなく、自ら道を作っていくということ
私は新卒でレプタイルに入りましたが、なにぶんベンチャーですので教育制度等が整っていたわけではありませんし、それぞれが異なる仕事をしていて、「自分と同じ仕事をしている先輩や上司」がそもそも存在しないんです。そのため、仕事は無我夢中でやりながら覚えていくしかありませんでした。もちろん非常に苦しいし大変だったのですが、それによって自分自身が会社にとって「替えの効かない」存在になれる可能性がある、その実感があったのが支えになりましたね。これから入ってくる方にも、決して「待っていれば何かを与えてもらえる」環境は用意できないと思います。でも、だからこそ自分ならではのやり方を試すことができるし、成果が出ればそれが正解になっていき、自分の存在を確立することにつながります。
振り返れば、どうしようもない組織事情により、それまで全く触れたこともなかったジャンルの仕事を急に担当せざるを得ないことが何回かありました。その瞬間は本当にしんどくて、前任者を恨んだりもしましたが(笑)今ではその1つが自分の仕事の柱になっています。災い転じて福となす、ではないですが、ハードな状況を乗り越えたからこそ今がある、ということを考えると、あれがターニングポイントだったのだと思いますね。
未来の仲間へのメッセージ
好奇心旺盛で、とりあえずなんでもやってみようと思える人、「最初の1歩が速い」人と一緒に働けたらと願っています。メンバー間のコミュニケーションも活発で、雑談の中から生まれる企画やアイデアも沢山あります。若手でもやりたいことが形にできるので、どんどん声を上げ、手も挙げて、機会を創っていってもらいたいですね。
確かに、冒頭でお話ししたようにレポートラインは存在しないも同然ですが、心配しなくて大丈夫。不完全な状態で歩き始めても、絶対に誰かが助けてくれる安心感があります(レプタイルは特に男性陣が優しいと評判です)。誰よりもそれを実感してきた私が保証します。一緒にがんばりましょう!女性社員も大歓迎です!