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井場工業所の社員が、技能五輪全国大会に挑戦しました!
有限会社井場工業所
2025年11月27日
岡山県鏡野町の井場工業所では、住宅から病院、ビル、庁舎及び公共施設等の大型施設、お寺などの伝統建築に至るまで、幅広く左官を手がけています。
今年4月に入社した石川さくらさんが、10月18日・19日に愛知県で開催された「技能五輪全国大会」に出場しました。技能五輪は、23歳以下の若手技能者が腕を競う大会で、課題作品を2日間で仕上げます。当日は、井場工業所の社員旅行を兼ねて応援にかけつけました。

今回の出場について、石川さんに聞いてみました!
今回、「技能五輪全国大会」に出場してみてどうだったか石川さんに聞いてみました!
Q. 「技能五輪全国大会」に出場しようと思ったきっかけは?
石川さん:「大会のことは知っていましたが、自分が出るとは考えたこともありませんでした。でも、会社からチャンスをもらい、『いい経験になる』と思って出場することに決めました。」
Q. 練習ではどのようなことを学びましたか?
石川さん:「入社後、技能五輪に向けて練習を始めました。昔ながらの施工や材料を使ったり、漆喰など初めて経験することも多く、一つひとつ習得するのは大変でした。でも、塗り方やコテの持ち方など技術面だけでなく、精神面でも成長できたと感じています。」
Q. 会社や職人さんからのサポートはどうでしたか?
石川さん:「職人さんたちは忙しい中でも、仕事の合間にアドバイスをくれたり、練習に付き合ってくれました。しんどい時でも話を聞いてくれたり、嫌な顔ひとつせずサポートしてくれたんです。仕事の時間を割いてまで出場させてもらえる会社はあまりないと思うので、本当に感謝しています。」
Q. 大会当日を振り返ってみて、どんな2日間でしたか?
石川さん:「大会では、2日間で、課題の作品を一から自分ひとりで作り上げます。モールが剥がれ落ちたり、つなぎ目が合わないトラブルもあり、思うようにいかないこともありました。でも、『何があってもやり切る』という気持ちで取り組みました。緊張していましたが、社員みんなが応援に来てくれたことが本当に嬉しくて、力になりました。」

Q. 大会を通して感じたことは?
石川さん:「完成した作品を見せることが、私が頑張っている姿を通じて感謝を伝えられる一番の方法だと思いました。自分自身は作品に不完全燃焼な部分もあって悔しいですが、この経験であきらめない精神力を身につけられたと思います。」

Q. 今後の目標は?
石川さん:「まだ現場にも出始めたばかりですが、早く仕事を覚えて、一人前の左官職人になれるように頑張りたいです。」
井場社長からは「今しかできないせっかくのチャンスなので、仕事だけでなく、目標をもってやり遂げる達成感を味わってほしいと思い、挑戦させました」とコメントをいただきました。
石川さんの挑戦は、今後の現場での成長につながる大切な経験となりました。
井場工業所では今後も、社員一人ひとりが成長できる機会を大切にし、今後も技術と人材の育成に力を入れてまいります。
大会の様子は、こちらの映像でもご覧いただけます。
▼「技能五輪全国大会 2025 」
